今話題のVR、ARに続く、MRという名の未来テクノロジー!

皆さまお久しぶりです。
デザイナーの稲本です^^
いかがお過ごしでしょうか。
今日は皆さまも一度は聞いたことがある
VR、AR、MRについて、
つまり「仮想現実」についてご紹介したいと思います。
みなさんはVR、AR、MRってご存知ですか?
最近だと、ゲーセンなどにVRを使った体験型アトラクションとして稼働していたり、
少し前にARを利用した「ポケモンGO」などが記憶に新しく、
街中にスマホもってARゲームに夢中になる人々を取り上げて、
ニュースになっていたのを覚えています。
最近公開されたばかりの、
スティーブン・スピルバーグ監督の「レディープレイヤー1」も
「仮想現実」題材にした非常に面白く大ヒットしています。
認知度は年々大幅に上がっていますが、言葉は聞いたことあるけど体験したことはないという人がほとんどなのでは無いでしょうか。
今回はそんなVR、AR、そして恐らくほとんどの人が効いたことが無い
MRなどについて色々と書かせていただきたいと思います^^
●VRってなに?
VR(Virtual Reality:仮想現実)
知らない人の為にも、
VRってそもそもなんじゃらほいという所からお話をさせて頂くと、
コンピューター上に人工的に環境を作り出し、ウェアラブルVRゴーグルを介して、
人工的に作り出されたデジタルな世界に、まるで自分が入り込んだかのような感覚を体験できる技術のことです。
分かりやすく言うと、デカいゴーグルのような装置を頭にかぶせ、
視覚&聴覚から仮想現実世界を観察出来るようになります。
首を動かせば、仮想現実の視覚も連動して動きますし、音が鳴る位置も変わるため、
まさにデジタルの世界の没入したかのような体験を得られます。
PlayStation4などでVRを使った没入型ゲームや、
スマホ端末を設置することでVRを体験できる比較的安価なものまで、
様々なウェアラブルVRゴーグルが販売されております。
イメージ動画
※こちらは実機の動画です
●ARってなに?
AR(Augmented Reality:拡張現実)
先ほど説明したVRは「隔絶されたデジタル世界」だったのに対して、
ARは現実世界にデジタルを現実に反映(拡張)させる技術を言います。
先に説明した「ポケモンGO」のように、
現実世界の位置情報などを基に、デバイスから見た現実風景にデジタルを映し出すことが出来るのが特徴で、バーチャルを主体とするVRと違い、ARは現実世界が主体となります。
ディスプレイに映し出された現実世界の風景に、デジタルのポケモンたちが出現するということは、現実世界と仮想世界の距離がVRよりグッと縮まったとも言える夢のような技術ですね。
他にも、美術館などで展示されている絵画に、あらかじめ専用アプリを入れた端末を通して見ると、絵画が動きだしたり絵の中の人物が飛び出したりといったものであったり、知り合いから送られたメッセージカードなどにAR技術が仕込まれており、専用アプリで見ると専用の演出が見れたりと可能性がとても広がります。
イメージ動画
※こちらは実機の動画です
●MRってなに?
MR(Mixed Reality:複合現実)
さて、このMRというのは殆どの人が聞いたことが無いのではないのでしょうか。
こちらは僕も耳にしたことはあれど体験をしたことがありません。
どうやらのMRという技術、上で説明したVRとARの上位版の技術だそうで、
驚くべきことに、現実世界と仮想世界を融合させる技術?という事らしいです。
現実世界の3次元的な情報を認識して、仮想のデジタル情報やCGを位置情報を加味した上で出現させたり、実在しないデジタルパネルなども、デバイスが手の位置を認識することで操作可能になったり、位置情報で認識されているのでバーチャルを他社と共有してコミュニケーションをはかったりと、まるでSFの映画のような可能性を秘めた技術なのです。
かなりイカしてます
恐らく眼鏡のようなウェアラブルを使って、現実世界の位置情報などを基にホログラムをレンズに投影し、投影されたホログラムを手で操作したり、例えば自分の部屋の壁の模様をCGで変えたり、バーチャルペットとして仮想の犬を飼う事も出来ますし、空中に落書きをして共有することでやり取りをしたりと、
現在そういった用途の可能性を探っているところだそうです。
将来的には、
仮想空間を現実空間を融合させた複合空間を、
違和感なく体験できるレベルを目指しているそうです。
もしこれが実現すれば世界が変わりますね。
イメージ動画
※こちらはあくまでイメージです
いかがでしたでしょうか。
かつては多くの人が思い描いていた仮想現実は、
今や現実世界で干渉できるところまで来ているようです。
こういった技術の発展と、他のAIなどの最新技術との融合で更なる進化を遂げそうと考えると、
憧れた映画のような世界は目前まで来ているのかもしれません。
楽しみですね^^