アババイさんとの初めての出会いは、当時資材を卸してもらっていた建材屋さんからの紹介でした。
その建材屋さんのホームページをアババイさんが作っていて、取材をさせてほしい、ということで山口さんが来られたのが最初でしたね。
それまではホームページも無くて、唯一あるのは申し訳程度のブログのみ。
それを奥さんが頑張って更新していてくれたのですが、それだけではレスポンスも全くなくて・・・。
ただ漠然と、「いつかはホームページを作らないといけない」と思っていました。
これからはWEBの時代だと。
当時からホームページ制作会社の営業電話がかかってきたり、飛び込み営業などもありましたが、いまいちピンとくる会社はなく・・・。


そんなタイミングで山口さんが来られて、ひとまずアババイさんの話はされず、うちの話をたくさん聞いて帰っていきました。その後山口さんがお礼のはがきを送ってくれたのだけど、そのはがきが嬉しくてね。
ちょうど新しい年が明けたばかりで、「今年は井土建設として、一歩前へ出たいと思っている」とお話したんだけれど、その言葉を山口さんが帰った後も覚えていてくれて、この言葉を書いてくれたんだと思う。
「一歩前へ!」
このはがきを送ってくれていなかったら、今のお付き合いは無かったかもしれないね。
今でも大切にデスクの前に貼ってあります。
その後ホームページを作る前に織田さんと加藤さんが打ち合わせに来られて、2時間くらい、いろいろと僕の話を聞いていきました。
井土建設の歴史や、僕の歴史、家づくりのこだわりなんかを沢山質問されて、答えていって。
その中で他の会社と一味違うなと思ったのは、「私たちはお客様の作りたいホームページは作りません!」と言い切ってしまうところ。(笑)
一般的には、ホームページはお客さんの作りたいものを聞いて作っていく会社のほうが多いんだと思う。
でもそれだと社長の好きなホームページは出来上がるけれど、それが必ずしも一般のお客様にとって良いホームページとは限らないんだよね。

アババイさんはホームページを作ってくる前に、「私たちはお客様の作りたいホームページは作りません。お客様のお客様に選ばれるホームページを作ります!」と自信を持って言い切ってくれたから、「面白い!賭けてみる価値があるな」と思いました。
ホームページって結局のところお客様にとってどう受け取られるかが重要だもんね!
打ち合わせが終わった後、「楽しみにお待ちください~(^^)」と帰って行って、次の打ち合わせには本当にトップページを作って持ってきた!出来上がったものは何の違和感もなくすっと入ってきて、「さすが、言うだけのことはあるな」と思いました。
ちなみに織田さんも打ち合わせの後にはがきをくれたのだけど、これもまた気の利いた言葉を書いてくれて、とても嬉しかったね~。

ホームページを作った後、正直すぐに反響は出ませんでした。その時思ったのは、「ホームページを作っただけじゃだめだ」ということ。
ホームページはあくまでも集客のプラットホーム=受け皿であってお客様にとって見やすく、好印象な受け皿をアババイさんが作ってくれたからこそ、次はその受け皿に人を呼び込むなにかが必要だと感じましたね。

それは会社によってさまざまだと思いますが、うちの場合は地域限定で発行される情報誌に載せることだと思いました。
知多半島って本当に地元の結び付きが強いので、ここで勝負していくならエリアを絞ってやっていくべきだと思い、あえて知多半島にしか配布されない情報誌に載せました。
そうしたら、地域情報誌を見た人がホームページを見て興味を持ってくれて、問い合わせをくださったんです。
その方達とは実際にお会いし、打ち合わせを重ね、結果的に新築の受注に繋がりました。
うちにはこの方法が合っているんだと確信した瞬間でしたね。

そこから半年に一度の地域情報誌掲載とホームページの運営でコンスタントにお客様が来てくださるようになり、気付けば4年以上が経ちます。
これからはPCよりもスマホの時代。その上でスマホ対応できていないのはまずいとのことで、一昨年の夏にはリニューアルもかねてスマートフォンサイトを作成しました。
餅は餅屋とはよく言ったものだと思うけど、まったくその通りだなと思います。
僕たちは家づくりのプロであってホームページやWEBのことは本当にわからないから、アババイさんが今の時代のWebでの集客の流れを教えてくれるおかげで滞りなくその流れに乗っていけています。
引き続き受注も来ていますし、ホームページのリニューアルも本当にお願いして良かったと思っています。

家は建てて終わりではない。末永く住み続けてもらう為にきちんと寄り添ってメンテナンスしていく。というのが井𡈽建設のスタイルです。
アババイさんもそうなんですよね。
作って終わりじゃなく、定期的に伊藤さんや森さんが来てくれて、来るべきタイミングで修正や更新を提案してくれる。
WEBの時代の流れは速いから、従来のスタイルを変えなきゃいけないこともある。
そんな中できちんと寄り添ってくれるわけだから、ありがたいよね。
アババイさんは、とりあえず・・・変わってるよね!(笑)
と言ってもお会いしたことがあるのは森さん、伊藤さん、織田さん、加藤さん、山口さん位だから内部がどうなっているのかまでは分からないけれど、楽しそうだなと思います。
何というか、WEB会社として仕事を楽しんでいる感じがしますね。
仕事だから、自分たちだけが楽しんでいてもだめで、そこには必ずお客様がいて、お客様も楽しんでくれていないと。
仕事を楽しむって、実は結構難しいことだと思うけど、アババイさんは関わっている人全員が楽しいっていう状況を常に生んでいる会社だと思います。
根本で似ている部分があるからこそ、共感して今日までお付き合いが続いていると思いますね。
「お客様の声」の更新も、伊藤さんに言われる度思い出して、やらなきゃ・・・と思っています。(笑)
今年こそ沢山更新していきたい!
今後も引き続き、よろしくお願いしますね。

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