2023/10/05
ホームページ制作の流れを解説!制作会社に依頼する際のポイントも紹介
ホームページ制作にはどれくらいの期間が必要なのか?と、疑問に思われている方も多いことでしょう。
結論から言うと、ホームページ制作にかかる期間は、規模や内容によって異なります。
小規模なホームページであれば、2〜3ヶ月程度で制作可能です。
しかし、大規模なホームページや、特殊な機能を搭載するホームページの場合は、半年以上かかる場合もあります。
この記事では、ホームページ制作の流れや、成功のポイントを解説します。
内容を理解していれば、効率よくプロジェクトを進められるでしょう。
また、制作会社に依頼する場合の費用、どのような制作会社が良いのか判断する際のポイントも併せて解説します。
ホームページ制作のおおまかな流れ
ホームページ制作にかかる期間は、10ページ程度の小規模サイトであれば、2〜3ヶ月が目安です。
依頼準備から発注までに2〜3週間程度、サイト設計から公開までに1ヶ月半〜2ヶ月程度の期間がかかります。
ホームページを制作する際の全体の流れは、以下の通りです。
市場・競合・ユーザーの調査
ホームページ制作の発注先が決まったら、制作会社は市場調査、競合調査、ユーザー調査を行います。
市場調査では、クライアントの業界やターゲットユーザーのニーズを把握します。
競合調査では、競合他社のホームページやサービスを分析して、自社のホームページの差別化を図ります。
ユーザー調査では、Google検索サイトのキーワード調査やアンケート調査などを通じて、ユーザーのニーズや行動を把握します。
これらの調査結果をもとに、制作会社はホームページの目的やターゲットユーザーを明確にし、最適なホームページの設計を行います。
設計書の作成
ホームページの設計書は、ホームページで実現したいことを整理した資料です。
設計書には、以下の項目が含まれます。
- ホームページの目的
- ターゲットユーザー
- サイト構造
- デザイン
- 機能
これらの内容を明確にすることで、制作会社はホームページを効率的に制作できます。
また、制作会社と依頼者間で認識を共有できるため、非常に重要な意味を持ちます。
ホームページの構造や画面レイアウトのデザイン制作
ホームページの構成図は、大きく分けて「サイトマップ」と「ワイヤーフレーム」の2種類があります。
サイトマップは、ホームページ全体の構造をツリー状に表したものです。
ワイヤーフレームは、ページ単位の構成図を視覚的に表現します。
サイトマップとワイヤーフレームを作成することで、ホームページの全体像を把握し、ユーザーが必要な情報を探しやすいホームページを設計できます。
また、近年では、縦並びに配置する「シングルカラムレイアウト」が流行しています。
シングルカラムレイアウトは、コンテンツの読みやすさや視認性を高められ、製作にかかる時間やコストを抑えられるメリットがあります。
ホームページの公開準備
ホームページ制作後には、企業名や企業名を連想できるドメインの取得と、「ロリポップ」「エックスサーバー」「さくらサーバー」など有名なレンタルサーバーをレンタルしましょう。
制作会社によっては、おすすめのサーバーを紹介してくれるところもあります。
そして、作成したホームページのファイルをサーバーにアップロードすることで、ホームページが公開されます。
コンテンツの更新や不具合の対応
ホームページを公開したら、ユーザーの反応を分析しながら、改善を繰り返すことが大切です。
Googleアナリティクスなどのツールを使って、アクセス数やPV数、直帰率、コンバージョン率などのデータを分析することで、ユーザーの行動や反応を把握できます。
また、ホームページの目的を達成するためには、PDCAサイクルを回すことが重要です。
Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)のサイクルを繰り返し、ホームページの成果を向上させていくことが必要です。
ホームページ制作を成功させるためのポイント
ホームページを制作する際には、制作会社に依頼する場合でも自社で制作する場合でも、以下の項目を設定することが大切です。
これらの項目を設定することで、目的やターゲットユーザーを明確にでき、自社が伝えたいメッセージをユーザーに届けられます。
ホームページの制作目的を明確にする
ホームページを運用する目的は、多くの場合、サイトを訪れたユーザーに価値を感じてもらい、ビジネスの成果を上げることにあります。
ユーザーは、達成したいことがある、解決したいことがある、お悩みがあるなど、さまざまな意図を持ってホームページを訪れます。
そのため、ユーザーのニーズを理解し、そのニーズに応えるコンテンツを、見やすく分かりやすく掲載することが必要です。
ターゲット像(ペルソナ)を設定する
ペルソナを設定することで、顧客のニーズをより深く理解できます。
顧客のニーズを理解することで、必要なページやコンテンツを洗い出し、効果的なマーケティング施策を打つことが可能です。
ペルソナ例)
名前:Aさん 年齢:30代後半 性別:女性 職業:飲食店勤務 家族構成:夫、子ども2人 居住地:東京都内在住 ライフスタイル:共働きで、子どもの教育や将来の住まいについて考えている 悩み:家族で長く住める家を建てたい 工務店を検索する目的:信頼できる工務店を見つけ、家づくりを進めたい |
上記のペルソナであれば、「家族で長く住める家を建てたい」というニーズを持っているので、家づくりの流れやポイントをまとめたページや、家族で過ごす時間を大切にする工務店の紹介ページなどを作成できます。
また、ペルソナの設定は、関係者間でのプロジェクトの方向性や認識の齟齬を防ぐことにも役立ちます。
SEO対策を行う
SEO対策とは、検索エンジン(Google,Yahoo!,Bingなど)において、特定のキーワードで検索された際に、自社のホームページが上位に表示されるようにするための対策です。
SEO対策を行うことで、以下のようなメリットを得ることができます。
- ホームページへのアクセス数の増加:検索結果の上位に表示されることで、より多くのユーザーにホームページを見てもらうことができます。
- 新規顧客の獲得:ホームページにアクセスするユーザーが増えることで、新規顧客を獲得する可能性が高くなります。
- 売上・利益の向上:新規顧客の獲得につながることで、売上・利益の向上にもつながります。
SEO対策には、以下の2つの要素が重要です。
- サイト内部対策:ホームページ自体の内容を改善することで、検索エンジンからの評価を高める対策
- サイト外部対策:ホームページ外部からのリンクを獲得することで、検索エンジンからの評価を高める対策
SEO対策は、ホームページ制作を成功させるために非常に重要です。上記のポイントを参考に、ぜひSEO対策に取り組んでみてください。
ある程度の予算を決めておく
10〜30万円程度の低予算でホームページ制作を依頼する場合は、CMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を活用して、自社でコンテンツの更新や管理を行うのがおすすめです。
100万円以上のクオリティの高いホームページを制作する場合は、コンテンツの更新や管理を任せることもできます。
また、ホームページの機能は後からでも追加できます。
最初は必要な機能だけを搭載し、必要になった時に後から追加して、なるべくコスト削減を図るのが無難だと言えるでしょう。
ホームページ制作の費用相場
ホームページ制作費用によって、制作できるホームページの機能やデザインが異なります。
下記の表は、費用の目安と、それぞれの費用に応じて作れるホームページの特徴をまとめたものです。
あくまで目安となりますので、ご自身の予算や目的に合わせて、ホームページを制作することをおすすめします。
オリジナルデザインでの制作を依頼する場合
オリジナルデザイン (デザイン・機能性重視) | |
費用相場 | 100〜300万円以上 |
ページ数 | 20〜30ページ |
デザイン | 制作会社とデザインを決めていく |
SSL対応 | ◯ |
サーバー・独自ドメイン | ◯ |
スマホ対応 | ◯ |
ブログ機能(CMS) | ◯ |
SEO対策 | ◯ |
ホームページの制作会社に依頼すると、100〜300万円以上の費用がかかります。
費用によって、制作できるホームページの機能やデザインが異なるため、まずは予算を考えたうえで、どの程度のサービスを受けられるのか調べてから依頼しましょう。
テンプレートデザインでの制作を依頼する場合
テンプレートデザイン (値段の安さ重視) | |
費用相場 | 10〜30万円程度 |
ページ数 | 10ページ前後 |
デザイン | すでに決まったデザインを使用 |
SSL対応 | ◯ |
サーバー・独自ドメイン | ◯ |
スマホ対応 | ◯ |
ブログ機能(CMS) | - |
SEO対策 | - |
テンプレートを利用すると、簡単にホームページが作れて費用も安く済みます。
しかし、デザインにオリジナリティーがなく、コンテンツの更新やマーケティングサポートには費用がかかります。
コンテンツの更新や管理をお願いする場合は、月々5,000円程度、集客や分析などのマーケティングサポートを依頼する場合は、月々3〜5万円程度の費用がかかります。
ホームページ制作を制作会社に依頼する際の注意点
ホームページ制作を制作会社に依頼する際は、トラブルを避けるために以下の4つに注意しましょう。
目的を確認しながら提案してくれる制作会社に依頼する
ホームページの目的は、名刺代わりや集客などさまざまです。
あなたのホームページをどうするかを考え、目的の実現に向かう提案をしてくれる会社を選びましょう。
自社が得意だからという理由だけで、不要な機能やデザインを押し付けてきたり、目的に沿わない提案を出したりする制作会社には注意が必要です。
安定した実績を残している制作会社に依頼する
ホームページ制作会社を選ぶ際には、実績を必ず確認しましょう。
実績は、制作会社のスキルやノウハウを判断するうえで重要な指標です。
また、制作実績が直近2〜3年程度であるかどうかもチェックポイントです。
あまりにも古い制作実績だと、現在の制作基準の参考にならないこともあります。
ホームページに記載がない場合は、直接問い合わせて実績状況を確認するのもおすすめです。
スマホ対応が基本プランに含まれている制作会社に依頼する
ホームページ制作の見積もりをする際は、スマホ対応(レスポンシブ対応)が基本プランに含まれているか確認しましょう。
スマホは、インターネットの利用デバイスの主流です。
スマホ対応されていないホームページは、多くのユーザーから見てもらえず、集客効果が期待できません。
スマホ対応をしていない場合は、その理由を聞いてみましょう。
アフターフォローについて確認する
ホームページは、制作したら終わりではなく、その後も継続的に更新やメンテナンスが必要です。アフターフォローが充実していないと、以下のような問題が発生する可能性があります。
- ホームページが常に最新の情報に更新されない
- セキュリティ対策が不十分で、ハッキングなどの被害を受ける
- アクセス数が伸び悩み、成果が出ない
アフターフォローについて確認する際は、以下の項目について具体的に確認しましょう。
- 保守・運用の内容:どのような更新や修正に対応してくれるのか
- 保守・運用の費用:月額料金や都度課金制など
- アクセス解析の頻度:どのくらいの頻度でアクセス解析を行ってくれるのか
- コンサルティングの内容:どのようなアドバイスをしてくれるのか
- アフターフォロー期間:いつまでアフターフォローしてくれるのか
ホームページ制作を制作会社に依頼する際は、アフターフォローについて必ず確認しましょう。充実したアフターフォローを受けることで、ホームページを安心して運用することができます。
業績拡大に大きくつながったホームページを紹介!アババイ制作実績
ここからは、弊社アババイがホームページ制作に携わってきた中で、業績拡大に大きくつながったホームページを紹介します。
大進建設株式会社 様
愛知県半田市にある大進建設株式会社様は、創業58年の歴史を持つ、地域に根差した建設会社です。
大進建設株式会社様にインタビューさせていただきました。
WEB集客は順調。2度目のリニューアルも依頼
「アババイさんでホームページを作ってから、集客は大きく変わりましたよ!
田舎の工務店なので直接電話で問い合わせてくださる方ももちろんいらっしゃるんですが、「ホームページを見て、もう少し詳しく話が聞きたいのですが…」と電話やメールで連絡をくださることが増えました。
おかげさまで掲載できる事例も増えて、スマホやSNSといった時代の流れもあり、数年前に2度目のホームページ制作を依頼して再度リニューアル。今のホームページにも大変満足しています。」
大進建設株式会社 様 お客様インタビューページはこちら
有限会社佐野工務所 様
山梨県中央市にある有限会社佐野工務所様は、顧客のニーズに合わせた家づくりを大切にされています。
有限会社佐野工務所様にインタビューさせていただきました。
集客・採用、効果にも満足!受注は2倍の成長!
「今、アババイさんに2回目のホームページ制作をお願いしています。もうすぐ公開という段階ですね。
自分たちの目標がより明確になってリニューアルの必要性が出てきたことも一因ではありますが、3年のお付き合いを経てアババイさんの仕事に満足しているから、またお願いさせてもらいました。
アババイさんにお任せした効果は、採用も集客も好調です!
たくさん応募いただいた結果5名の採用をすることができ、入れ替わりもありながら今も一緒に楽しく頑張っています。集客はじわじわ伸びて、アババイさんに頼む前と比べると、受注件数が2倍になりました。」
有限会社佐野工務所 様 お客様インタビューページはこちら
株式会社広和木材 様
株式会社広和木材様は、岐阜県中津川市に本社を置く、木造住宅の設計・施工を行う会社です。創業は1947年で、70年以上の歴史を持つ老舗企業です。
株式会社広和木材様にインタビューさせていただきました。
翌月には閲覧数UP!問い合わせ数もUP!
「さっそく藤野さんにリニューアルの提案をいただいたり、西川さんや伊藤さんに相談にのってもらってWEBの施策を整え、新たにWEB広告も打ち出していきました。
それまでHPを自分たちで一切触れないことも不満だったので、ワードプレスを組み込んでいただいたのが助かりましたね。プロに基本のところをやっていただきつつ、自分たちも触れる形でやっていけるのが理想だったんです。
そんなふうに新しいスタイルで始めたところ、なんと翌月にはHPの閲覧数がUPし、滞在時間も大幅に伸びて、問い合わせ数が増えました。戦略と見せ方を変えるとこんなに変わるんだ、と本当に驚きました。私たちの木への想いがよく表れているHPになっているからだと思います。」
株式会社広和木材 様 お客様インタビューページはこちら
まとめ
ホームページ制作には、市場調査から公開までおよそ2〜3ヶ月の期間がかかります。
専門的な知識は必要になってくるので、制作会社に依頼するのがおすすめです。
ホームページ制作を成功させるには、以下のポイントを押さえましょう。
- ホームページの制作目的を明確にする
- ターゲット像(ペルソナ)を設定する
- SEO対策を行う
- ある程度の予算を決めておく
これらのポイントを押さえて、制作会社と協力してプロジェクトを進めていけば、成果がでる確率はより高まります。
また、制作会社選びに迷っている方は、ABABAIにご相談ください。
弊社では、豊富な実績と高い技術力で、企画・リサーチまでサポートいたします。
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