お客様との打ち合わせ
ウッドショックはいつまで続くのか!?大工さんに対策を聞いてみた!
皆さん、こんにちは! ホームページ事業部の織田です。 今年の4月から産休復帰しました!! 早いもので愛娘は無事に1歳を迎えることが出来ました〜。 今後も仕事に育児に全力で頑張っていこうと思いますので、よろしくお願い致します。
さて、そんな私は復帰した4月から、様々な工務店さん、建築会社さん、外構屋さんとホームページの定期打合せをさせて頂いておりますが、いよいよ深刻になってきたのが、
【ウッドショック!!】
とある大工さんは、このウッドショックのことを こう言っていました。
【ウッドDead!!】
直訳すると恐ろしいですね、木は死んだ!ですからね。
今回、このウッドショックをどう受け止め、どう対策をしていくのか?を地元密着でお仕事をされている愛知県の大工さんに聞いてみました〜。
▼目次
・粋な大工さんを少しだけご紹介 ・そもそもウッドショックはなぜ起こった? ・木材不足になるかも・・・と聞いてまず行ったこと ・本当にやばいのは来年から?! ・まとめ粋な大工さんを少しだけご紹介
先日、愛知県は知多半島を中心に新築・リフォームをされているマツシマ建築さんの事務所へ行って来ました。ただ今絶賛ホームページをリニューアルご提案中なんです。アババイでは3度目のホームページリニューアル。本当にいつもありがとうございます。
代表の松島さんです!!貫禄ありありですw 木材を自分で切って、加工し、大工業まで一通り行うことが出来ちゃいます!
木や自然素材にこだわりのある方が、マツシマ建築さんに新築のご依頼をされております。 現代和室も素敵に作ってくれるマツシマ建築さんです。
そして、地元の山車の補修工事などもされているため、度々TVにも出られているんです。こちらは東海テレビの祭人魂に出られた時のもの↓↓↓ 山車を触れる職人さんはなかなかおりません。 だからこそ、テレビ依頼のお話が度々来るそうです!! 腕のある大工さんは違いますね!!
そんなマツシマ建築さんは見ての通り、木をふんだんに使う家づくりをされています。このウッドショックをどう考え、どう対策をしていくのか?!お話を聞いてみました。
と、その前に・・・
そもそもウッドショックはなぜ起こった?
下記の要因が引き金になっていると言われています。
1、アメリカにおける住宅着工戸数の急増 2、中国の木材需要増大 3、世界的なコンテナ不足による運送コストの増大等
これらが原因となり輸入木材が高騰。
国産材の代替需要が発生しており、国産材の製品価格も大変上昇しています。
例えば、まったく同じ家でも ウッドショック前に建てた人と、 ウッドショック後に建てた人とでは、
総額180万円〜250万円ほど、価格は変わってくることになります。エンドユーザーにとっても酷な問題です。
木材不足になるかも・・・と聞いてまず行ったこと
マツシマ建築さんは2021年2月頃に、取引業社からウッドショックになるかもしれない・・・という話を聞いて、すぐに木材を3件分発注したそうです。でも現状は在庫待ちらしく、1件分の木材は確実にあるとのことでした。
檜の丸太は自分で切ったものがあるそうですが、それでもまだまだ足りないのが現実。
このような問題は全国の工務店さんが抱えている問題ではないでしょうか?
ただありがたいことに、知多半島では決まったエリアで伐採が出来るタイミングがあるそうです。伐採の良い時期は秋から春にかけてらしく、夏に伐採をする木は水を吸っている分劣化もしやすいとか。
本当にやばいのは来年から?!
マツシマ建築さん以外にも、よく聞くお声が
(今年はなんとか木材は確保できそう、でも来年はやばい、どうしよう??)このようなセリフは、様々な工務店さんからよく聞くようになりました。
ウッドショック前の供給量に戻そうと思うと5年はかかるのではないか・・・というお声もちらほら。
松島さんも、この問題は本当に困るよね・・・と。
この先、どうなるのでしょうか??
ちなみに、マツシマ建築さんのウッドショック対策は、外注に頼らず自社で手刻み加工をし、手作業を増やすことで、コストをかけないようにするそうです。
まとめ
このウッドショック問題、なんともやるせない気持ちになりますよね。
ユーザーさんは新築を建てたくても、コスト面で妥協せざるを得ない場合もあるでしょう。
工務店さんにとっても、木材がどんどん上がっていくことで、お見積もりも確定しづらいことでしょう。
コロナ同様、このウッドショックは早く解決したい問題です。
最後に
そんな中でも家を建てたいユーザーさんは必ずいるはずです。その方々に向けて、しっかりとした情報発信を行っていけるといいですね。
ピンチはチャンス!に変えたい・・・・
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